FX 外国為替証拠金取引業者は、一時期は150社ぐらいありましたが、現在はかなり減っています。
FXは、銀行などの金融機関に比べれば参入障壁が低く、以前は簡単に事業を開始出来た事もあり、多くの企業が参加しましたが生き残りは難しく、既に淘汰や統合はかなり進行しています。
FX業者が倒産・破綻・潰れた場合、預けている資金は?
FX業者が突然潰れ、お金が返って来なくなるといった事は有りません。
信託保全が義務化され、法整備も整った現在ではFX業者が突然、倒産・破綻してお金が返って来なくなるといった事は一切無くなりました。
ただ倒産・破綻では無いものの、FX事業を他社に売却して撤退したり、他社と統合する例が最近は多いです。
例えば、2011年にNTTの系列会社であるNTTスマートトレードはFX事業から撤退し、FX業務をカバー取引先であるセントラル短資FXに移管しています。
NTTスマートトレードの様にFX事業を他社に移管すれば、ポジションや資金は移管先のFX会社に、そのまま引き継がれます。
FX業者が自主廃業した場合、預けている資金は?
FX事業を他社に移管せずに自主廃業となった場合も、倒産したFX業者の社長が札束持ってドロンする訳では無いので資金が返ってこないという事は有りません。
自主廃業の場合、ポジションは全て自動決済となり、証拠金は出金先として登録した銀行口座に自動的に振り込まれます。
ただし自主廃業の場合は、為替相場が悪い時期でも強制的に口座の解約を迫られるので、含み損を抱えたポジションも強制的に決済されます。
この場合は、ポジションを塩漬けし時間を掛けて良い相場を待ちたいという戦略の人にとっては問題が大きいですし、慣れていたFX取引システムも使えなくなります
FX会社の自主廃業を避けるには?
自主廃業によるポジションの強制決済が心配な方は、以下に挙げる「資本金・口座数・取引量の多い大手FX会社」を選ぶと良いと思います。
資本金や取引量の少ないFX業者は、いずれFX事業を終了したり他社と統合し、生き残るFX業者は相当少なくなるはずです。
株取引のネット証券会社は40社ぐらいしかないので、FX業者も最終的にはその位の数に統合されると思います。
複数の口座を開設する事が重要です
1社しかFX業者・証券会社の口座を持っていない場合、行政処分で業務停止になるとポジションの決済しか出来ませんし、システム障害が発生すると新規・決済いずれの取引も出来なくなります。
「為替や株を買う千載一遇のチャンスや、年に一度の株主優待 権利付き最終日に注文が出来ない!」といった、歯がゆい状態は絶対に避けるべきです。
特にFXの場合は、業者によってスプレッド、FX 約定能力 比較、FX スワップポイント 比較、システムの安定性、使い勝手などに大きな違いがあるので、FX上級者の方は大抵、FXの口座を複数開設し、目的によってFX会社を使い分けています。
ですから、サブ口座(複数の口座)を持っておく事は非常に大切です。
私の場合、「FX キャッシュバックキャンペーンでの小遣い稼ぎ、手数料の安い証券会社の使い分け、システム不具合対策」の為に、FX業者の口座を40社以上、株取引の口座を20社以上開設しています。
(下のリンクをクリックすると、「システム障害 行政処分 業務停止 倒産 破綻」カテゴリの全記事が表示されます)
fx 初心者 ← 私が40社のFX業者で取引してFX比較した、FXブログ記事です。
[FX]- FX初心者 FX入門 FX勉強 FX学習(FXで外貨運用を始めてみたい方はこちら)
- SBI FXトレード(狭いSBI FXトレード スプレッド、FX 1通貨単位、FX 人民元、FX未成年OK)
- FX スプレッド 比較(店頭FX比較サイト)
- FX 1000通貨単位 手数料無料 比較
- FX キャンペーン 比較
- FX 約定能力 約定力 約定率 比較
- くりっく365 比較 手数料
- FX スワップポイント 比較 一覧表
- FX ツール チャート 売買シグナル
- FX自動売買 FXシストレ システムトレード
[株・日経225先物・投資信託・CFD]
[外貨MMF]
[NYダウ、ナスダック、為替レート]
[転職、派遣・契約、アルバイト・パート、就職]
- 転職サイト(正社員転職、派遣・契約、アルバイト・パート情報)
↓この記事のアドレスです。当ブログはリンクフリーです。ご自由にリンクして下さい。
http://kabu-fx-news.seesaa.net/article/255243807.html
逆アクセスランキング 使い方 ← リンクして頂けるブロガーさんは必見です。
株式FXニュースフラッシュ(トップに戻る)