2011年3月13日に発生した東日本大震災の影響で、FX 外国為替証拠金取引の買いと売り(ロング ショート)のスワップポイント(スワップ金利)の逆転現象が起きています。

例えば、外為どっとコム(がいためどっとこむ)の場合、上の画像の通りドル円(USD/JPY)、ユーロ円(EUR/JPY)、ポンド円(GBP/JPY)、カナダドル円(CAD/JPY)のロングの円売りポジションで「買いスワップポイントがマイナス、売りスワップポイントがプラス」になる逆転現象が発生しています。
スワップ3倍デーの時はちょっと厄介なので、スワップ派の方はマイナススワップには要注意です。
また、上の画像には有りませんが、日によっては売り買い何れもスワップポイント0円という時も有ります。
↓クリックで拡大
外為オンラインの場合は、上の画像の通り、主要通貨ペアのスワップ金利逆転現象は起きていません。
FX業者によっては、豪ドル円ですらスワップポイントが逆転している場合があるので、スワップ派の方は、現在利用しているFX業者からのメールや、FX業者のウェブサイトのスワップポイント一覧表などでスワップポイントが入れ替わってないか御確認下さい。
スワップポイント マイナス 理由
スワップポイント(スワップ金利)が、受け取りから支払いに転じる逆転現象が何故、起きているかの理由ですが、反転の原因として
スワップポイント 逆転 理由
- インターバンク市場において為替スワップが逆転している
- 東日本大震災により短期金融市場で円の需要が高くなっている
- 日本の長期金利が上昇
といった理由が挙げられます。
以下、トレイダーズ証券 みんなのFXからのメールより引用です。
■スワップポイントについて
現在、インターバンク市場における金利動向につきまして大きく変動が生じていることから、弊社がお客様へ提示しているスワップポイントが大きく変更されております。
現在のスワップポイントにつきましては、スワップカレンダーをご覧下さい。
尚、今後も各国の金利情勢によりスワップポイントの受取・支払の方向が逆転する等、大きな変更が生じる可能性がございますので、お客様ご自身でお取引及びポジションの管理には十分ご注意くださいますようお願い申し上げます。
引用ここまで。
金利はその通貨の国の政策金利で決定されますが、FXのスワップポイントは政策金利のほか、インターバンク市場の需給、各FX業者の方針により決定されます。
スワップポイント逆転 いつまで続く?
スワップポイント(スワップ金利)の買いと売りが反対になる逆転現象は、リーマンショックの時にも一時的に有りました。今回も暫くの間、スワップポイントが不安定になる事が予想されます。
ただ、震災復興が始まれば、スワップポイントは元に戻ると考えられるので、御安心下さい。
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