1.FX業者は、顧客から預った証拠金を信託保全により安全に保全
信託保全(信託分別管理)とは、顧客(FX取引をしている方)から預かった証拠金を、FX業者の財産と区別した上で第三者(主に信託銀行)に管理を委託し、資金を保全する方法です。
FX(外国為替証拠金取引)は、改正金融先物取引法(2005年7月1日施行)に基づき、顧客から預かった証拠金(保証金)を、会社の資産と区分して分別管理することが義務付けられています。
この信託保全というシステムにより、万が一、FX業者が破綻(倒産)した場合には、顧客の資金は信託財産の範囲内で、信託銀行から受益者代理人を通じて返還されます。
2.FX業者が破綻した場合でも、信託保全により顧客の資産は守られます
信託銀行に委託した証拠金に関しては、FX業者が破綻(倒産)した場合でも債権者が強制執行や仮差押等を行うことはできないため、顧客の資金の安全性が向上します。
つまり、分かり易く言うと「FX業者が潰れても、預けたお金は潰れたFX業者や他の債権者に渡る事無く、顧客に戻ってくる」という事になります。
3.「全額信託保全(完全信託保全)」と「一部信託保全」
信託保全は以前、「全額信託保全(完全信託保全)」と「一部信託保全」の2種類が有りました。
全額信託保全のFX業者の場合は、顧客が入金した証拠金に加え、発生した利益分に関しても100%保護されます。
しかし、一部信託保全の場合は証拠金の全額が信託保全の対象になっていないので、FX業者が破綻(倒産)した場合に預けた証拠金が戻ってくる可能性が低下します。
現在は全額信託保全の義務化により、一部信託保全のFX業者は存在しません。
くりっく365や大証FXの場合、証拠金の全額が法的に保護されています
取引所取引である「くりっく365」や「大証FX」の場合、投資家の証拠金は取引所に全額預託することが義務づけられています。
そのため、くりっく365や大証FXに参加しているFX業者が万一破綻しても、取引所に預託された投資家の証拠金は金融商品取引法の法的な保護により全額返却されます。
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